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ブックマーク / samuraiblue.jp (9)

  • ザッケローニ監督手記 vol.33「4年目の私の日本」

    での仕事も4年目に入り、来日当初に比べると、さすがに大きな発見や驚きは少なくなりました。そういう意味では日の生活に慣れたのでしょう。ただ、いまだにに関しては発見が残っている気がします。すし、刺身、ソバ、とんかつなどに続いて昨年、私のお気に入りリストに入ったものが幾つかあります。たとえば、しゃぶしゃぶ。肉だけではなく魚介類にもトライしましたが、シーズンの時期のカニしゃぶはとても美味でした。鍋物は日の冬の定番だそうですが、一つの鍋を大勢で共有することもまったく抵抗はありませんでした。お好み焼きも最近べたものの中では印象に残っています。ピザと比べてどう思うかと聞かれると答えに窮しますが、とにかく、日ではどこに行っても、その土地と結びついたおいしいものがべられることに感心します。ヨーロッパでは必ずしもそうはいきませんからね。日では駅の中でもおいしいものがべられる。東京駅などそう

  • ザッケローニ監督手記 vol.22「あけましておめでとうございます」

    新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。サッカーを愛するすべての人に幸せが訪れますよう祈っています。 さて、2013年を皆さんはどういう年にしたいですか。日本代表監督としての私はチームを大きく飛躍させなければならないと思っています。ワールドカップイヤーの14年は大会まで半年しかなく、そのほとんどは各国とも国内リーグに費やされます。代表の強化に充てられるのは大会直前に限られるでしょう。チームを継続的に、より高いレベルに成長させるために、今年を有効に使っていきたい。コンフェデレーションズカップも含めた今年は大きなポイントになるでしょう。そこで大きなテストもしたい。そんなふうに今から思い定めています。 チームを成長させるその時間は、ワールドカップ出場を早く決めれば決めるほど長く取れることになります。私としては、タフなアウェー戦ではありますが、3月のヨルダン戦でブラ

  • ザッケローニ監督手記 vol.19「欧州遠征でつかんだもの」

    10月のヨーロッパ遠征はとても有意義なものになりました。結果はご存じのとおり、12日のフランス戦は1―0で勝ち、16日のブラジル戦は0―4で敗れました。勝ったフランス戦は良くて、負けたブラジル戦は悪かった、という単純な思考ではチームを作る仕事はできません。試合の中で何が起き、何ができて、何ができなかったのか。その理由は何なのか。その分析自体は、勝ち負けという“色眼鏡”を外して冷静に行わなければならないのです。もともと、今回のツアーは結果より内容を重視していました。フレンドリーマッチだからこそ、できるトライがあると思っていました。正面切って全力でぶつかることで自分たちのプレーが今の時点でどこまで通用するか見てみたかったのです。 反省点を先に述べるなら、2試合とも気持ちの面で少し問題があったように思います。アウェーのサンドニに乗り込んだフランス戦は試合へのアプローチに消極的な姿を見せてしまいま

  • ザッケローニ監督手記 vol.15「日本のホスピタリティー」

    4年に1度、ワールドカップの中間年に欧州最強の代表チームを決める「ユーロ」はスペインの史上初の2連覇で幕を閉じました。我がイタリアは決勝では0-4といいところなく敗れました。とはいえ、今大会のイタリアの躍進には目を見張るものがありました。過去のイタリアとの違いはボール・ポゼッションが高まったことではないでしょうか。それは自分たちの方から積極的に主導権を握って攻めたことを意味します。 私が考えるボール・ポゼッションで、パーセンテージとして特に重要なのは相手陣内でのボール支配です。自陣の後ろの方でだらだらとパスをつないで支配率を上げても意味はありません。 効果的な攻撃を仕掛けるには、やはり「ここ」というときにパスを引き出す走りが必要になります。そのときに「ここでパスが来る」「あそこならパスを受けられる」と思って走るのと、パスが出るのか出ないのか不明確なまま走るのとでは全く違います。確信のある走

  • ザッケローニ監督手記 vol.13「日本の特徴を武器に、最終予選へ」

    4月の視察で改めて感じたことですが、ヨーロッパ各国のリーグで活躍する日人選手を見ていると、彼らが何を武器に戦っているかがよく分かります。対峙(たいじ)する相手は自分よりサイズは大きいしパワーもある、アグレッシブでもある。そういうタフな環境に適応するうちに自分たちの特徴により磨きがかかったのでしょう。 ドイツのブンデスリーガは試合の質自体が相当上がっていると感じました。優秀な外国人選手が大量に流入してレベルを押し上げているのだと思います。その外国人選手の中に日人選手が含まれていることを素直に喜んでいいでしょう。日人選手のレベルの高さは今やドイツのみならず、ヨーロッパ中が認め始めています。 日人選手に共通するのは、スピーディーにプレーしながらでも精度が落ちない技術を持っていることです。それがチームにプラスになると監督に重宝がられている。日でしっかりとした技術を身に着けた上でヨーロッパ

  • SAMURAI BLUE(日本代表) フランス代表と対戦 | SAMURAI BLUE サッカー日本代表 | 日本サッカー協会

    2012年10月に予定していますSAMURAI BLUE(日本代表)の海外遠征において、フランス代表と対戦することが決まりましたのでお知らせいたします。 日時: 2012年10月12日(金) 現地時間21:00キックオフ<日時間 翌13日(土)4:00> 会場: フランス(開催都市未定) 対戦: フランス代表 対 SAMURAI BLUE(日本代表) ※テレビ放送やチケット販売等の詳細は決定次第ご案内いたします。 <過去の対戦成績> 5戦/1分4敗 ・1994年5月29日 ●1-4  東京(日) キリンカップサッカー’94 ・2000年6月4日 △2-2 (PK2-4) カサブランカ(モロッコ) ハッサン2世杯 ・2001年3月24日 ●0-5 サンドニ(フランス) 親善試合 ・2001年6月10日 ●0-1 横浜(日) FIFAコンフェデレーションズカップ日/韓国2001

    inumash
    inumash 2012/01/27
    欧州組が万全の状態でやれるならかなりいい勝負するんじゃないかな。
  • ザッケローニ監督手記 vol.06「欧州視察とアウェー戦」

    10月上旬、約2週間の日程でヨーロッパを視察して回りました。14日に出て、29日に帰国するまでの間にフランクフルト、シュツットガルト、カールスルーエ、ドルトムントなどドイツの6都市とイタリアのノバーラ、スペインのマドリードを訪ねました。ヨーロッパでプレーする日選手の情報を収集するためです。 日に戻ってきたとき、ほっとした感覚が自分の中にあることに気づきました。皆さんは私がヨーロッパを視察していると聞いて「イタリアにも帰ったんだな」と思われたかもしれませんが、私には「帰る」という言葉がイタリアから日に戻ってきたときの方がしっくりくるように思えました。 日での暮らしは1年を越え、日を拠点にして外に出かけるということが生活のベースとして普通になったことがありますし、仕事が日にあるのでイタリアにいても頭の中に常に日サッカーのことがあるからでしょう。衣服とか日常生活に必要な品々もすべて

  • ザッケローニ監督手記 vol.05「9月」

    ワールドカップ・ブラジル大会アジア3次予選に臨む日の戦いが始まりました。結果は皆さんもご存じの通り、2試合を戦って1勝1分けの勝ち点4。いろいろな意見はあると思いますが、私は悪くない滑り出しだと思っています。 9月の2試合は二つの異なるチームと異なる条件の下で戦いました。共通するのは朝鮮民主主義人民共和国もウズベキスタンも、日が次のステップ(最終予選)に進むためには避けては通れないライバルであり、そんな両チームと早速戦えたということです。 2日に対戦した朝鮮民主主義人民共和国は、場所が日のホーム(埼玉スタジアム)ということで守備的な策を採りました。自陣に多くの人数を割き、しっかりブロックを作った上でコンパクトにまとまって、日にスペースを与えないようにしてきました。徹底的に日の良さを消す作戦でした。それでも日はたくさんのチャンスを作りました。ゴールは試合終了間際の吉田麻也の1点に

    inumash
    inumash 2011/09/29
    ココとのエピソードは素敵だなぁ。
  • キリンチャレンジカップ2010 アルゼンチン代表チーム 来日予定メンバー | SAMURAI BLUE サッカー日本代表 | 日本サッカー協会

    監督 セルヒオ・バティスタ Sergio Batista 1962.11.09 選手 Pos. 氏名 (アルファベット表記) 生年月日 ㎝/㎏ 所属 出/得 GK マリアノ・アンドゥハル Mariano Andujar 1983.06.30 194/87 カターニャ/イタリア 4/0 オスカル・ウスタリ Oscar Ustari 1986.07.03 184/82 ヘタフェ/スペイン 1/0 セルヒオ・ロメロ Sergio Romero 1987.02.22 192/87 AZ アルクマール/オランダ 13/0 DF ガブリエル・エインセ Gabriel Heinze 1978.03.19 178/72 マルセイユ/フランス 70/3 ワルテル・サムエル Walter Samuel 1978.02.03 184/81 インテル・ミラノ/イタリア 57/5 ガブリエル・ミリト Gabr

    inumash
    inumash 2010/10/04
    おお!ほぼフルメンバーじゃん!
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