FluxboxはX Window Systmem上で動作するウィンドウマネージャの一種で、軽量ウィンドウマネージャとして定評のあったBlackboxから派生して開発された。FluxboxのコンセプトはBlackboxのそれを継承しており、とにかく軽量でメモリ使用量が少なく、できる限りシンプルなウィンドウ環境を目指している。シンプルとは言っても、後述するタブやslitなどの機能によって一定以上のユーザビリティが保たれている点は見逃せない。 Fluxboxの持つ代表的な機能を以下に挙げる。 タブによるウィンドウのグループ化 設定ファイルによるタブ/ウィンドウの自動グループ化 slitによるドックアプリケーションの使用 slit内のドックアプリケーションの順序付け slitを覆い隠す形でのウィンドウの最大化 マウスホイールのスクロールによるワークスペースの移動 拡張ウィンドウマネージャヒント(E