今週ご紹介するエンターテインメントは、宇宙とIT(情報技術)関連のお話です。 元ライブドア社長の堀江貴文氏らが創業した北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」が5月4日、自社開発した小型ロケット「MOMO(モモ)」3号機の打ち上げに成功しました。 同町の実験場から打ち上げたロケットは、宇宙空間とされる100キロ以上の高度に到達。日本の民間企業が単独開発したロケットとしては初めて、宇宙空間に達するという快挙を成し遂げました。 同社では、今回の成果を弾みに、超小型衛星用のロケットを開発し、令和5(2023)年の打ち上げを目指すといいます。 今回の成功、これから勃発(ぼっぱつ)するであろう日本での民間企業による宇宙開発競争に先鞭(せんべん)をつけた形ですが、この分野で世界をリードする米国では、ITの分野で名をはせた実業家で知られる堀江さんと同様、IT業界の大物が、さらに壮大な計