SFTSの推定感染地域(AERA 2019年6月17日号より) この記事の写真をすべて見る SFTSウイルスを媒介するマダニのひとつ「フタトゲチマダニ」。血を吸ったあとは、体長が1センチ程度まで大きくなることもある(写真:国立感染症研究所提供) たかがダニとあなどるなかれ。かまれた結果、死に至ることもある。登山やキャンプなど夏のレジャーで注意したい「殺人ダニ」とは。 【写真】SFTSウイルスを媒介するマダニのひとつ「フタトゲチマダニ」 * * * 3泊4日の予定で登山中、テントで着替えをしているときだった。神戸に住む40代の男性は、脇腹に直径1センチ近い黒い塊があることに気が付いた。ゴミかと思い、払ってみたがびくともしない。よく見ると脚が生えている。たっぷり血を吸ったマダニだった。口器はがっちり皮膚に食い込んでいる。引っ張ったり、ライターを近づけたり、虫よけスプレーを噴射したり、あらゆ
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