8月1日、富士通、NTTドコモ、NECの3社は、スマートフォン向けの通信制御用半導体の開発、販売を手がける合弁会社の設立で合意したと発表。都内で6月撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 1日 ロイター] 富士通<6702.T>、NTTドコモ<9437.T>、NEC<6701.T>の3社は1日、スマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)向けの通信制御用半導体の開発、販売を手がける合弁会社の設立で合意したと発表した。スマホの急速な普及で品薄となっている同半導体の安定的な調達につなげるほか、国内外の端末メーカーへの外販も目指す。 富士通が同日設立した新会社「アクセスネットワークテクノロジ」(川崎市)に対し、8月中にドコモが19.9%、NECが17.8%をそれぞれ出資する。富士通は52.8%を出資し、残りの9.5%を半導体子会社の富士通セミコンダクター(横浜市)が引き受け