全国で回転寿司店を展開する「あきんどスシロー」がIPOの準備に入ったことが4月22日、ロイター通信社により報じられた。これによると、スシローの保有ファンド、ペルミラ(コード:PERM.UL)が引受会社を選定するという動きに入ったとのこと。今回は回転寿司の業界分析と同業他社の比較からスシローの強み・弱みを分析していきたい。 安いのは当たり前!付加価値が求められる回転寿司業界 まずは近年の回転寿司業界の傾向を分析したい。現在公開されている回転寿司業界の決算書数値を拾うと、やはりネックとなっている部分は「低価格戦略による競合」により、利益率が非常に低くなっている点だ。同業他社との価格競争がある中、さらに消費者にとって回転寿司=一皿100円前後、というイメージも定着してしまっている現在、メインの寿司を値上げして利益を確保することは非常に難しい。 そのため、タッチパネル注文の導入などによる人件費の削
[香港/東京 22日 ロイター] - プライベートエクイティファンドのペルミラ が回転寿司レストランのスシローを全国展開するあきんどスシロー(大阪府吹田市)のIPOの準備を開始し、引き受け会社の選定に入ったことがわかった。複数の関係者が明らかにした。 ペルミラは2012年にあきんどスシローをユニゾン・キャピタルから買収した。当時の企業価値は約800億円だったが、現在は企業規模の拡大とともに約1500億円に上昇しているという。 ペルミラが買収した2012年当時、スシローの店舗数は335だったが、現在は400を超える。あきんどスシローの連結売上高は2014年9月期には1270億円となり、12年9月期の1113億円から14%上昇している。
「コメダ珈琲」が上場する見通しだと報じられ、注目が集まっている。 6月下旬にも東証一部に上場へ コメダ珈琲を運営する「コメダ」が6月下旬にも上場することが分かった。 日経新聞の報道によると、すでに東証一部への上場を申請しており、月内にも承認される見通し。上場時の時価総額は1千億円前後になるとみられている。 知名度を高めて店舗拡大へ コメダは2016年度~2020年度中期経営計画に「2020年度末までに1000店舗体制の構築を目指す」という目標を設定。 上場することで知名度をさらに高めて資金を調達し、店舗数を現在の約680店舗から1000店まで拡大する狙いがあるとみられる。 8月には北海道にも進出 コメダ珈琲は1968年に名古屋市にオープン。2008年に投資ファンドMBKパートナーズの傘下に入った後、九州や東北に進出。 今年4月には海外初店舗が中国・上海で開店。8月には北海道初進出となる「東
コメダ珈琲、東証上場へ 個性的メニューで1千店計画 コメダ珈琲(コーヒー)店を営むコメダ(名古屋市)が近く、東京証券取引所に株式を上場する見通しになった。今後5年間で、現在の約680店から1千店まで増やす計画だ。国内外で出店を加速させるために知名度を上げ、資金を調達する狙いもありそうだ。 コメダは2013年、投資ファンドのMBKパートナーズの傘下に入った。同社が株式を保有する持ち株会社、コメダホールディングスが東証1部に上場する方向で準備を進めている。 2月末の国内店数は、東海を中心に683。近年は関東や関西の郊外への出店を強化し、エリアは東北から九州まで拡大。ことし4月には初めての海外店を中国・上海に開いた。 出店とともに業績を伸ばし16年2月期も増収増益。売上高は前年比13%増の219億円、営業利益は8%増の42億円だった。 (朝日新聞デジタル 2016年5月20日05時16分)
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