強い寒気の影響で、北海道では山間部を中心に雪が降り、14日にかけては平野部でも雪が降る見込みで、気象台は、雪による交通への影響などに注意を呼びかけています。 札幌市郊外の中山峠では、昼ごろから雨が雪に変わり、およそ1時間ほどで、うっすらと雪が積もりました。中山峠を訪れていた札幌市に住む20代の男性は「予想以上に雪が早かったので、スタッドレスタイヤに交換しなければいけませんね」と話していました。 一方、札幌市の手稲山では、午後3時半ごろ、頂上付近が雪で白くなっているのが確認され、気象台は、手稲山で平年より3日、去年より15日早く、初冠雪を観測したと発表しました。 気象台によりますと、北海道では14日明け方にかけて、上空に12月下旬並みの強い寒気が入り込み、強い風を伴って、平野部でも雪が降る見込みです。14日夕方までに降る雪の量は、北海道のいずれも多いところで、▽山沿いで20センチ、▽平野部で