1:PCで無線機を見る 私が中学生の頃は「BCL」というのが大ブームでした。BCLとは, Broadcasting Listenerの略で、直訳すれば放送聴取者という意味です。ですが一般にBCLというと、主に短波放送の聴取者のことを言います。当時の科学少年達はそのBCLブームに踊らされていました。(遠い目) 1975年前後の科学少年が買えたラジオは、せいぜい0.5〜30MHzとFM放送が入るラジオで、それが3〜4万円前後でした。それが今では似たような価格でIC-PCR1000という超高性能ラジオが買えたのです。 安さの秘密は、操作部分を全てパソコンに任せきったことにあるのでしょう。マンマシンインターフェースの設計やフロントパネルの金型制作等の面倒な工程が不要になり、ラジオ本体のみを作るだけですみますから。 そのかわり、操作は全てPCでやることになるので、操作するソフトウエアが使い勝手