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思想と音楽に関するirbsのブックマーク (2)

  • ポール・へガティ | ele-king

    ノイズの病がすべての音楽を浸してから、唯一の希望ある道筋といえば、ノイズの細菌がチーズのバクテリアのように、善良な微生物であるということだ。そして、次のように考えることができる。ノイズは音楽的な健忘状態を生み出す代わりに、これまで聴き手には隠されてきた歓びをもたらすだろう。すべての音楽に存在しているものとはいえ、ノイズの要素は人類にとってのセックスのようなもので、その生と存在にとっては不可欠だが、言及するのは無礼にあたり、無視と沈黙によって覆い隠されている。それ故、音楽におけるノイズの使用はほとんど意識されず、また、議論されてこなかった。おそらく、これは和声や旋律のように深く議論される要素ほどには発展してこなかったからだと思われる。 ──ヘンリー・カウエル「ノイズの歓び(The Joys of Noise)」(1929)より ノイズをチーズのバクテリア、つまり俗にいう善玉菌になぞらえた、

    ポール・へガティ | ele-king
  • 音楽ジャンルとは何か?──サウンド・概念・権力のトポロジー | 増田聡

    音楽ジャンルとは何か?──サウンド・概念・権力のトポロジー | 増田聡 What is Musical Genre?: The Topology of Sounds, Concepts, and Power | Satoshi Masuda ポップ・ミュージックの領域で「ジャンルを越える」という宣言はすでにクリシェとしてしか機能しない。「オレたちの音楽にジャンルは関係ないぜ」と主張することは、その実践の卓越化を彼らが志向している証──誰もがそのように主張するが故に、卓越化の「資格」のようなものとしてしか機能しないのだが──として受け取られる。「ジャンルを越える」というクリシェの存在が当のジャンル自体を特徴づけるという再帰性ゆえに、ロックやポップの諸ジャンルはモダニズムと無縁なままモダニズムを演じることが出来るのだが、それはまた別の話である(要するに彼らは、資主義の揺籃の中で無自覚なポスト

    音楽ジャンルとは何か?──サウンド・概念・権力のトポロジー | 増田聡
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