ビルマ(訳注:1989年に軍事政権が国名をミャンマーに変更)の国民が名字がないというと、外国人はたいてい不思議に思う。ビルマは、国民の90%が名字をもたないという、世界でも極めてめずらしい国の一つだ。同じ家族でも全く異なる名前をもち、それぞれの名前の語数も大いに異なるのである。 WhatIsMyanmarでは、ビルマのユニークな名前の付け方について取り上げている。 私たちビルマ人にとって、名字は英語で書かれたお話の中で出てくるものだ。信じられないかもしれないが、私たちには名字というものがない。だから、ビルマで記入する書式を見ればわかるが、氏名欄が2つに分かれていない。 さらに、姓と名と二つの欄のある書式に記入する際、ビルマの人々は通常どうするか説明している。 オンラインのフォームに記入する際は、姓の欄が必須項目となっているため、何か記入するよりほかない。では、何を記入するのか。私の場合は、
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