岡山県北部にある、人口約１０万人の津山市。静かな地方都市の農協で、多くの職員が未払いの残業代の支払いを求める訴訟を起こす異例の事態になっている。正職員の３分の２にあたる２００人超、求める残業代は約３億円にのぼる。 訴えたのは、津山市などを管轄する津山農業協同組合（ＪＡつやま）の職員で、追加分も合わせると２２１人。未払い残業代に加えて、労働基準法違反があったときに裁判所が支払いを命じる付加金も求めており、請求額全体は６億円近い。提訴は岡山地裁津山支部だが、金額が大きいため岡山地裁本庁で審理することになった。 原告の職場は事務職のほか、農家を指導する営農センター、ガソリンスタンドなどで、いずれも津山農協労働組合の組合員。執行委員長の矢野秀実さん（４９）は「４、５年前から農繁期を中心に休みがとれない状態が続いている。残業が月に１００時間を超えるケースや休日がゼロの月があり、何とかしなければならな

プロ野球のリーグ戦が２４日、再開する。注目されるのはセで唯一、交流戦で勝ち越した首位広島だ。 ２５年ぶりのリーグ優勝なるか。昨季セの６球団では唯一、一度も首位に立てなかった広島が独走気配を漂わせている。交流戦で過去最高勝率で３位と、７年ぶりの勝ち越し。例年通り苦しむセの他球団を引き離し、２位の巨人とのゲーム差を６まで引き離した。 昨季の打率２割４分６厘はリーグワースト２位だった。今季、交流戦前までは両リーグ１位の２割７分３厘と打ち勝ち、大味な試合が多かった。一方で、１、２点差の試合は、５月まで７勝１４敗。昨季は３３勝４０敗で、変わらず、競り合いには弱かった。 交流戦に入り、チームは化けた… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みい