東京五輪組織委は7日、公式サイトに「東京2020大会と男女共同参画(ジェンダーの平等)について」と題する声明を掲載した。組織委の森喜朗会長(83)が3日の日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視発言をし、批判が世界的に広がっているため、改めて大会の姿勢を示したものだ。以下が声明の全文。 【写真】「女性は話が長い」は「私のこと」と語った女性理事 『弊会の先週の森会長の発言はオリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切なものであり、会長自身も発言を撤回し、深くお詫びと反省の意を表明致しました。 「多様性と調和」は東京大会の核となるビジョンの一つです。ジェンダーの平等は東京大会の基本的原則の一つであり、東京大会は、オリンピック大会に48.8%、パラリンピック大会では40.5%の女性アスリートが参加する、最もジェンダーバランスの良い