25日投開票の長野市長選と同時に行われた市議補選(改選数1)で、2万3652票が無効票となる事態が起きた。うち約1万6000票が白票。市選挙管理委員会の担当者は「こんなに多いとは」と困惑している。 同市議補選の無効票数は投票者数(14万8061人)の約16%。このうち「△」「×」など記号だけを書いた票も約4000あり、候補2人の名字と名前を組み合わせた票もあったという。 市選管によると、前回05年の市議補選も市長選とのダブル選となり、1万118票の無効票(うち白票6600票)が出たが、2万を超えたのは通常の市議選も含め初めて。 25日の長野市長選は当選と次点が651票差の激戦となった。市長選・市議補選とも投票率は前回を約12ポイント上回る48%台だったが、市長選の無効票は1083票と、市議補選の20分の1以下だった。市選管は市長選に関心が集中して投票率が上がった分、市議補選とのギャップが一