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2017年7月6日のブックマーク (2件)

  • 大陸哲学と分析哲学のハイブリッドを試みたいひと向けおすすめ6冊

    大陸哲学か分析哲学かという「あれかこれか」の二者択一を超えて思考するために、両陣営のコミュニケーションの糸口となるであろう重要書6冊を紹介します。 著者 サイモン クリッチリー 出版日 2004-06-08 著者クリッチリーはイギリスの哲学者で、専門はデリダやレヴィナスを中心とした大陸哲学全般、米ニューヨーク・タイムズ紙でコラムを執筆しておりそちらでも有名です。 『ヨーロッパ大陸の哲学』というタイトルが示す通り、クリッチリーが書で語りかけている読者は基的に、分析哲学が主流であるイギリスおよびアメリカの読者です。そのため書では大陸哲学とは何かということが、常に分析哲学との関係を念頭において論じられることとなります。 たとえば書の第六章「誤解のケーススタディ」は、論理実証主義者カルナップによる形而上学者ハイデガーへの痛烈な批判の検討にまるごと割かれています。他の章でも断片的にですが、分

    大陸哲学と分析哲学のハイブリッドを試みたいひと向けおすすめ6冊
  • 紙面掲載した書評をご紹介「図書新聞」の書評コーナー│オンライン書店e-hon

    いつも心に革命を ――われわれは「未開人」である 鼎談:森元斎 栗原康 マニュエル・ヤン ■森元斎著『アナキズム入門』(ちくま新書)が出版された。ありそうで(久しく)なかったユニークなだ。著者の森氏と、栗原康氏、マニュエル・ヤン氏による、書をめぐるトークイベントが開催された。稿はその採録である。(3月5日、東京・新宿イレギュラー・リズム・アサイラムにて。須藤巧・紙編集) ■アナキズムの精神とは何か 森 自己紹介から始めたいと思います。高校、大学と音楽をやっていました。そんな折、書の冒頭に書いたように、ハキム・ベイの『T.A.Z』(インパクト出版会)やセックス・ピストルズに高校生のとき出会いました。また、二〇〇〇年代初頭当時、カルチュラル・スタディーズが流行っていました。「STUDIO VOICE」という雑誌があって、面白いことが書いてある。人名を見ると、酒井隆史、平井玄、東琢磨、