灰野敬二●KEIJI HAINO 1952年千葉県生まれ。日本を代表する前衛ミュージシャン。1971年に日本初のインプロヴィゼーション・バンド「ロスト・アラーフ」を結成。その後、アルト・サックス奏者・阿部薫との「軍楽隊」、自らリーダーを務めるロック・バンド「不失者」など時代によって様々に変化するバンド活動やソロ活動を通じ自らの音楽を探求し続けてきた。デレク・ベイリー、ジョン・ゾーンなど内外を問わず多彩なアーティストとも競演。エフェクトを幾重にもかけたギター・サウンド、パーカッション・パフォーマンス、ハーディ・ガーディ、ヴォーカリゼーションなどにより生み出される音の世界に、聴く者は魂を揺さぶられる。 灰野さんが創作される音楽にはずっと長い間興味を持ち、CDでその音は聴いていましたし、周りに灰野さんを尊敬する方々が多いこともあって、お話は伺っていました。けれどそのステージを初めて拝見したのは