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ブックマーク / mokohan.com (2)

  • 蒙古斑革命:灰野敬二インタビュー

    灰野敬二●KEIJI HAINO 1952年千葉県生まれ。日を代表する前衛ミュージシャン。1971年に日初のインプロヴィゼーション・バンド「ロスト・アラーフ」を結成。その後、アルト・サックス奏者・阿部薫との「軍楽隊」、自らリーダーを務めるロック・バンド「不失者」など時代によって様々に変化するバンド活動やソロ活動を通じ自らの音楽を探求し続けてきた。デレク・ベイリー、ジョン・ゾーンなど内外を問わず多彩なアーティストとも競演。エフェクトを幾重にもかけたギター・サウンド、パーカッション・パフォーマンス、ハーディ・ガーディ、ヴォーカリゼーションなどにより生み出される音の世界に、聴く者は魂を揺さぶられる。 灰野さんが創作される音楽にはずっと長い間興味を持ち、CDでその音は聴いていましたし、周りに灰野さんを尊敬する方々が多いこともあって、お話は伺っていました。けれどそのステージを初めて拝見したのは

  • 蒙古斑革命:灰野敬二 × 山口小夜子

    たとえば、モロッコの音楽とイヌイットの音楽とを同時にかける。ビートは違うんですけれど、ほんの一瞬だけ、どこかでテンポをズラしてあげると、合っちゃうんですよ。 音楽はぼくにとっては素材ですけれど、それを使ってなんで一つの音楽ができないが不思議でしょうがない。 ぼくは目を瞑ってかけるCDを選びます。何も考えずに、ぱっと選ぶ。入れた瞬間、しまったと思ったら、しまったと思ったということをやったという意味でそれは事故で、絶対に消せないことですけど、自分が音楽が好きだと思っているのならば、その事故を何かに変えなければいけない責任があると思うんです。 1コ音を出して、次に出した音を間違ったとします。これはミストーンです。でもそう言ってしまったとき、やれる音楽はすごく狭くなってしまうわけです。どうしてこの音を出しちゃいけないのか、どうしてこれがいけない音なのかと考えたら、音楽の好きな人なら、1つ目の

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