竹内健 *著 宇野亜喜良 *表紙・イラストレーション 新書館 1968初版・1973.13刷 / 17×16 / 217p ソフトカバー [ 商品番号 N゜ef3-21 ] sorry... sold out この「竹内健怪奇幻想シリーズ」に、寺山修司氏は次のような文章を寄せています。 “かつて若いフランス文学者として嘱望されていたぼくらの友人竹内健が、ときどき「小さな物語」を書いていることは、前から知っていた。それは、どれもこれも不思議な話ばかりで、木に人間の赤ちゃんが実ったり、少年が少女のからだに貝殻を移植したり、おばあさんの眼球をくり抜いて矢車草をさしたりするものであった。 生まれてはじめて化粧する日の少女の胸のときめきのように、生まれてはじめて竹内健の物語を読む少女は不思議なめまいを感じることであろう。それはまるで「夢の中の散歩」であり、思い出へ帰ってゆく一本道である。” この本に