理化学研究所(埼玉県和光市)と東海ゴム工業(愛知県小牧市)は2日、理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター(愛知県名古屋市)が介護支援ロボット「RIBA : Robot for Interactive Body Assistance(リーバ)-II」を開発したと発表した。抱き上げ重量80キログラムを達成し、床上で寝ている人の抱き上げ移乗を世界で初めて実現する。(参考:世界初 理化学研究所がES細胞から人工網膜組織の3次元形成に成功) 「理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター」は2007年8月に両社がなごやサイエンスパークに設立した機関で、ロボットの研究・開発を行っている。今回の介護支援ロボットRIBA-IIは、2009年8月に公開されたRIBAの後継機で、介護施設で最も重労働とされる、床上で寝た状態の人を抱き上げて車いすへ移乗させる作業を可能にしたもの。 新開発・オールゴムの柔軟触覚