東京芸術大は30日、2019年4月から大学院映像研究科(横浜市)に、ゲームの研究を行う専門のコースを開設すると発表した。芸術の一分野としてゲームを捉え、その可能性や映像表現のフィールドを広げるのが狙いで、東京芸大は「ゲームについて専門的に学べるのは国公立大では初ではないか」としている。 東京芸大によると、ゲームコースは映像研究科のアニメーション専攻とメディア映像専攻に在籍する修士課程(2年間)の学生が選択でき、各学年数人程度となる予定。デジタル、アナログ双方のゲームに関するさまざまな講義や演習を行うほか、修了研究として学生自らゲーム作品を制作する。