東京都の舛添要一知事は10日の定例会見で、政治資金や公用車の公私混同疑惑をめぐり、都議会や世論調査などで辞職を求める声が強まっていることについて、反省の意を示したうえで、「なんとしても仕事がしたい。死んでも死にきれない。都民に伏してお願いしたい」と述べ、改めて続投の意思を明らかにした。 7、8日の都議会代表質問と一般質問で、都議会は「舛添氏の説明が果たされたとはいえない」として、13、20日に一問一答形式の集中審議で追及することを決めている。 舛添氏は会見で、これまでの都議会の質疑で「質問いただいたことにはお答えしたと思っている」としたうえで、集中審議では「真摯(しんし)に自分の知っていることを包み隠さず伝えたい」と述べた。また都議会に提案しようとしている自身の給料の削減については、「具体的な内容を検討中」とした。 政治資金の使途をめぐり、都議… この記事は有料会員記事です。有料会員になる