将棋の高校生棋士、藤井聡太六段(15)の偽のサイン色紙を売ったとして、愛知県警は12日、東京都文京区水道1丁目、派遣社員富岡恵美子容疑者(43)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。「小遣い稼ぎだった」と話し、容疑を認めているという。 瀬戸署によると、富岡容疑者は昨年8月4日ごろ、藤井六段の偽のサイン色紙をフリーマーケットアプリ上で大阪府豊中市の会社員男性(26)に売り、5670円をだまし取った疑いがある。藤井六段は、サインとして自作の詰将棋を書くことで知られ、今回の偽物も詰将棋が書かれていた。 男性は偽物と知らずにネットオークションで転売。落札されたのを見つけた愛知県瀬戸市の男性から情報提供があり、県警が捜査していた。県警が藤井六段本人に真偽を問い合わせると「筆跡が違う」「持ち駒の香車の数が違う」などと回答があったという。 今回の色紙に書かれた詰将棋は、愛知県尾張旭市在住の男性(47)が昨年3
日本郵政グループが、正社員のうち約5千人の住居手当を今年10月に廃止することがわかった。この手当は正社員にだけ支給されていて、非正社員との待遇格差が縮まることになる。「同一労働同一賃金」を目指す動きは広がりつつあるが、正社員の待遇を下げて格差の是正を図るのは異例だ。 同グループは日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4社でつくる。廃止対象は、原則として転居を伴う転勤のない条件の正社員(約2万人)のうち、住居手当を受け取っている約5千人。毎月の支給額は借家で最大2万7千円、持ち家は購入から5年間に限り6200~7200円で、廃止で年間最大32万4千円の減収になる。 廃止のきっかけは、民間の単一労組で国内最大となる日本郵政グループ労働組合(JP労組、組合員数約24万人)の今春闘での要求だ。同グループの社員の半分ほどは非正社員。非正社員の待遇改善を図る同一労働同一賃金の機運が高まって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く