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  • <長嶋巨人、松井秀喜攻略法を語る> 野村克也 「絶対に負けたくない敵だった」(阿部珠樹)

    '90年代、松井を主軸に据えた長嶋巨人軍に、大きな壁として 立ちふさがったのが、「ID野球」の野村ヤクルトだった。 稀代の知将が感じた2人の凄み、そしてその攻略法とは――。 長嶋茂雄と松井秀喜がそろって国民栄誉賞を受賞した。 野球界では王貞治、衣笠祥雄につづく受賞である。ジャイアンツという人気チームでつねにファンとマスコミの大きな注目を集め、それに応えるプレーを見せてきた長嶋。その長嶋に手塩にかけて育てられ、メジャーリーグでも名門ヤンキースの中心として活躍した松井。国民栄誉賞がどんな基準で与えられるのかは、私などにはわからないが、ふたりの受賞は多くの人が納得するものだろう。 人づてに聞いたのだが、ふたりの受賞が決まったとき、「残した数字でいうなら野村にも賞を与えてよいのではないか」という声があったそうだ。私自身はとても賞に値するなどとは思っていないが、こうした声をいただけたのは名誉なことだ

    <長嶋巨人、松井秀喜攻略法を語る> 野村克也 「絶対に負けたくない敵だった」(阿部珠樹)
    isapi
    isapi 2013/05/17
    よし、ナンバー買おう。
  • 大迫勇也と柴崎岳が描く成長曲線。鹿島が誇る逸材が代表に君臨する日。 (細江克弥)

    22歳の大迫(写真左)と20歳の柴崎。2人とも、ほぼ全試合に近い出場でシーズンを通して活躍。2連覇となったナビスコ杯では、昨年は大迫が、今年は柴崎がMVPを獲得した。 J1最終節の鹿島アントラーズvs.柏レイソル、試合後の記者会見で鹿島の指揮官ジョルジーニョ監督は、サポーターへの感謝、そして志半ばでチームを去らなければならない無念さを、寂しげな表情で何度も口にした。しかしその途中、この日2得点を記録した大迫勇也についての意見を求められると、彼は表情を変えてこう断言した。 「まず、皆さんがもっと強調してもいいと思うのは、彼が将来、日本代表のセンターFWになるということ。それは間違いないことです」 その理由をいくつか連ねた後で、こう続ける。 「今のアントラーズには、おそらく2人、(将来的に)日本代表に君臨する選手がいます」 2人とはもちろん、大迫勇也と柴崎岳である。 ジョルジーニョがメディアに

    大迫勇也と柴崎岳が描く成長曲線。鹿島が誇る逸材が代表に君臨する日。 (細江克弥)
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    isapi 2012/12/09
    特に柴崎は早く代表で見たい。
  • 球界唯一の“左の本格派”吉川光夫が最後まで見せなかった「荒々しさ」。(中村計)

    マウンド上、息を整える作業を何度も見せた吉川光夫。今季、日ハムの若き新エースとしてチームを牽引してきたが、最後の大舞台で実力を発揮することはできなかった。 真っ直ぐが売りの投手は、これでいいのだと思った。 日シリーズ第2戦で8回無失点と好投した巨人の澤村拓一は、格派投手のいい見だった。 初回、1番・陽岱鋼と、4番・中田翔に、ややすっぽ抜けた真っ直ぐで死球を与えるなど、立ち上がりはコントロールがばらついていた。それでも思い切り腕を振り続けるうちに、少しずつ制球が安定し始めた。すると中盤以降は、最初の荒れ球のイメージも効いたのだろう、日ハム打線を完全に圧倒していた。 一方、シリーズ第1戦、先発しながらも4回4失点で降板した日ハムのエース吉川光夫は、この逆だった。 真っ直ぐのコントロールが不安定だったため、それを矯正しようと置きにいったところを打たれ、さらに変化球に頼ると、それも打た

    球界唯一の“左の本格派”吉川光夫が最後まで見せなかった「荒々しさ」。(中村計)
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    isapi 2012/11/02
    まだ大舞台は厳しかったかな。なんかルーティンが違ったような気もしなくない。
  • 大谷翔平のメジャー行きになぜ驚く?有効な対策を取らないNPBの不思議。(菊地慶剛)

    今年9月、ロサンゼルス・ドジャースのローガン・ホワイトGM補佐(写真中)が花巻東を訪れ、面談を行った後の写真。エーシー・興梠アジア部長(左)、小島圭市スカウトと共に。「大谷選手は世界でもトップクラスのアスリートです。ドジャースに来てほしいと思っている。必要なら毎日足を運ぶつもりだ」と語ったローガン氏。 遂に“来るべき”時がやって来た……。 その去就が注目されていた花巻東高校の大谷翔平投手がメジャー挑戦を正式表明した。日の球界関係者やメディアの間では、このニュースを衝撃的に捉えているようだが、当にそれほど予想外の事態だったのだろうか。 揉めに揉めた次回WBC参加問題の時もそうだったが、日球界の議論は常に“内向き”思考のように思える。今回の大谷の件にしても、MLBの視点から考察してみれば問題の質がハッキリと見えてくる。それは、NPBの“事なかれ”“棚上げ”体質とでも言えるものだ。これま

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    isapi 2012/10/25
  • ソフトバンクの短期決戦と言えば?“持ってる男”森福允彦への信頼感。(田口元義)

    昨年の日シリーズ第4戦で見せた「森福の11球」を彷彿とさせる投球内容で、今季のCSファーストステージ第1戦、第3戦において見事に投げきった。 “やめてくれ……” 一塁側ブルペンで待機していた森福允彦は、心のなかでそう呟いていた。 10月13日クライマックスシリーズ(以下CS)、西武とのファーストステージ初戦。2対0とソフトバンクのリードで迎えた9回、火消し役でマウンドに上がったファルケンボーグが、まさかの大誤算となった。 先頭の中村剛也を四球で歩かせると、続くオーティズには二塁打、ヘルマンにも四球を与え、無死満塁と逆転サヨナラの大ピンチ。たまらず、秋山幸二監督がベンチを出る。 ピッチャー、森福――。 「まさか出番が来るとは思いませんでした。『やめてくれ』とは思っていましたけど、ブルペンにいたときからコーチに『バックアップしてくれ』と言われていたので、いつでも行ける準備はしていました」 わ

    ソフトバンクの短期決戦と言えば?“持ってる男”森福允彦への信頼感。(田口元義)
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    isapi 2012/10/16
  • バイエルンでの苦渋の時を経て――。2年目の宇佐美がいよいよ覚醒する!(ミムラユウスケ)

    20歳4カ月10日でのゴールは、香川の21歳5カ月25日を塗り替えるブンデスリーガの日人最年少弾。翌日は愛蘭さんの誕生日でゴールを約束していたとか。 今から1年と2カ月前、大きな期待とともに日からドイツへやってきた宇佐美貴史が、ようやく領を発揮し始めようとしている。 昨季はバイエルンでリーグ戦3試合の出場に終わったが、今季は、ホッフェンハイムで見違えるような活躍を見せることになるかもしれない。ロンドン五輪に参加したために、開幕スタメンの座をつかむことは出来なかったが、ここにきてチーム内での存在感を増している。 圧巻だったのは、9月16日の第3節フライブルク戦だった。 今季初めてスタメンに名を連ねると、スルーパスで2対2の同点弾をアシスト。さらには、3対3の同点に追いつく、ブンデスリーガ初ゴールを決めた。鋭いドリブル突破も披露し、両チームの中で最も目覚ましいプレーを見せていた。 しか

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    isapi 2012/09/27
  • “天才”柿谷曜一朗を蘇らせる、C大阪・ソアレス監督の非凡な目。(木崎伸也)

    今年、レンタル先の徳島からセレッソに復帰した柿谷曜一朗。選手層の厚さに阻まれ、まだ途中交代での出場が多いが、時おり天才の片鱗を覗かせるプレーを披露する。 6月6日のナビスコカップ第5節、セレッソ大阪対川崎フロンターレ(3対2)を取材に行くと、おもしろい采配に出会った。 セレッソ大阪のセルジオ・ソアレス監督は、0対1とリードされて迎えたハーフタイム、大胆な交代を実行する。ボランチの扇原貴宏を外し、左MFとして先発した丸橋祐介をそのポジションに移したのだ。 丸橋といえば、プロとしては左サイドバックで頭角を現した選手で、多くの人が“左サイドのスペシャリスト”という印象を抱いているだろう。にもかかわらず、ソアレス監督は突然、試合中に丸橋をボランチにまわしたのだ。あえて日本代表でたとえるなら、(利き足は違うが)長友佑都を流れに応じてボランチに置くようなものだろうか。 また、扇原はロンドン五輪代表のボ

    “天才”柿谷曜一朗を蘇らせる、C大阪・ソアレス監督の非凡な目。(木崎伸也)
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    isapi 2012/06/20
    エース柿谷じゃ徐々に戻ってきつつある。徳島へのレンタルがよかったんだろうなぁ。
  • ダルビッシュとメジャーを熟知する男、木田優夫が語る「約束された成功」。(菊地慶剛)

    アリゾナ州サプライズで行なわれるレンジャーズのキャンプインは2月23日を予定している。メジャーのマウンドで投げるその日を、現地のファンも心待ちにしている このオフ、メジャー球界で最も注目を集めたダルビッシュ有投手の移籍がついに決まった。レンジャーズ入団決定後も次々と彼の今後を予想する報道、論評が続いているが、このコラムでも2つの観点からダルビッシュについて考察してみたいと思う。 まずは専門家から見たダルビッシュについて論じてみたい。1月にLAに自主トレに来ていた日ハムの木田優夫投手にいろいろ話を聞いてみた。 今さら説明する必要もないと思うが、今年9月で44歳となる木田は、プロ26年目の最年長右腕としてここまで生き長らえた投球技術、コンディショニング理論を持っている。そして自身もタイガース、ドジャース、マリナーズと5年弱もの間、メジャー球界に在籍していた。さらに2009年から日ハムに所属

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    isapi 2012/02/08
  • 野球の華はショートかピッチャーか?日本人野手の評価がMLBで低い理由。(中村計)

    ニューヨーク・ヤンキースにデレク・ジーターの控え遊撃手として移籍する可能性もあった西武・中島裕之。来年改めてFAでメジャーに挑戦するという意向を発表している 「日人は野手が育たないね」 先日、ある人にそんな風に言われた。日人野手に対するポスティングシステムの入札額が軒並み低かったからだ。 だが、私はこう反論した。「育たないんじゃなくて、人材が回ってこないだけですよ」と。 神奈川県の強豪高校の監督がアメリカにコーチ留学したときの話だ。監督は、その際、わざわざ横浜高校時代の松坂大輔の映像を持っていった。日にもこんなに素晴らしい投手がいるということを見せたかったのだ。 だが、彼らの反応は意外なものだった。 「なんでショートにしないんだ?」 彼らアメリカ人の思想が、ここに端的に表れている。彼らにとって野球とは打つことを競うスポーツであり、華は「3番ショート」なのだ。松坂の投球フォームを見て、

    野球の華はショートかピッチャーか?日本人野手の評価がMLBで低い理由。(中村計)
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    isapi 2012/01/18
    これはずっと言われてることだけど、これからも変わらないんじゃないかな。大半の野球漫画の主人公も投手だし。
  • 実は言葉の人、落合博満。オレ流語録8年分、一挙公開!(村瀬秀信)

    退任の記者会見にて「中日以外のチームから監督のオファーがあればどうしますか」との質問に対し、「話があれば聞く」と答えた落合博満氏。「初老の男性に戻った。映画館の右の後ろで女房と映画を観たり、温泉にでも行きたいと思います」というコメントも残している 非常に楽になりました。監督という肩書は結構重たい。それを外して、普通の57歳か58歳の初老の男性に戻ったということじゃないでしょうか――。 11月22日。中日ドラゴンズ・落合博満監督の退任会見が名古屋市内で行われた。キャンディーズの解散会見、いや、10月31日にあった橋下大阪府知事の「普通の42歳に戻りたい」発言に続く、異能者たちだけに許された「普通の○○に戻る」発言は、落合博満がドラゴンズ監督としての重責を全うしたことを告げる最後の言葉となった。 思えば監督就任となった'03年10月8日の会見での、「どういうタイプの監督になるかは誰にもあてはま

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    isapi 2011/12/04
  • 49歳、現役最年長左腕としての矜持。J・モイヤー、大手術から奇跡の復活。(菊地慶剛)

    1986年にシカゴ・カブスでメジャーデビューしたジェイミー・モイヤー。183cm、84kgとメジャーでは決して大きくはない身体ながら第一線で投げ続け、ここまで通算267勝を挙げている ストーブリーグに突入してまもなく、MLBとドジャースの連名で、オーナーのフランク・マッコートが球団売却に同意したと発表された。ドジャースがMLBの管理下に置かれ6カ月余り。ようやく一連の騒動に終止符が打たれることになった。しかも1997年までドジャースを所有していたピーター・オマリー元オーナーらのグループが再買収に名乗りを挙げたのだ。いうまでもなくドジャース・ファンは歓喜で迎え、伝統ある球団の早期復活を待ち侘びている。 各球団スカウトを前に、復活のピッチングを披露。 時を同じくして、やはり嬉しいニュースが飛び込んできた。ジェイミー・モイヤー投手が各チームのスカウトを集めピッチングを披露したというのだ。 今年1

    49歳、現役最年長左腕としての矜持。J・モイヤー、大手術から奇跡の復活。(菊地慶剛)
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    isapi 2011/11/14
    モイヤーもう49か。ぜひ60までメジャーのマウンドに立っててほしい。
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