タグ

2021年12月20日のブックマーク (2件)

  • 3次元モデルと公差を結びつける

    部品点数が少なく,ただ積み上げるような単純な構造であれば,アセンブリの公差は簡単に計算できる。しかし部品点数が多く,部品と部品が接触する部分の向きや形状が複雑なアセンブリの公差を計算するのは,かなりの手間を要する。 忙しい設計者にとって,公差計算をいかに効率化するかは非常に重要な課題だ。計算結果を見ながら対応策を検討することこそ時間を割くべき来の設計業務であり,それ以外の作業工数が増えるのはムダである。このムダをすっきり排除しないと,公差設計の導入にも黄信号がともりかねない。 検討結果を帳票化 公差の計算処理を自動化する方法として,まず思い付くのは表計算ソフトの活用だろう。公差の値を入力する欄と計算結果を表示する欄を用意し,計算結果の欄には互換性の方法や不完全互換性の方法などに従った計算式を埋め込めばよい。 しかし,公差計算は設計業務の中で何回も実施し,試行錯誤しながら求めていくもの。せ

    3次元モデルと公差を結びつける
  • 製品設計の「キモ」(18)~ プラスチック強度設計における引張特性と曲げ特性の使い方 | プラスチックス・ジャパン・ドットコム

    1. はじめに プラスチック製品の強度設計をする上で、ヤング率(縦弾性係数)と材料の強さを確認することは欠かせない作業である。プラスチックの物性表を見てみると、ヤング率と材料の強さを示す項目に、引張試験で測定したものと、曲げ試験で測定したものがあることに気づく。 強度設計を行う際に、どちらの値を使えばよいのだろうか。今回は引張特性の規格であるJIS K7161-1、曲げ特性の規格であるJIS K7171に基づき、両特性の概要と強度設計における注意点について解説する。 2. ヤング率 材料の変形のしにくさを示す物性値がヤング率である。材料が弾性変形をする場合、応力とひずみは比例関係となり、ヤング率はその直線の傾きを表す(フックの法則)(図1)。

    製品設計の「キモ」(18)~ プラスチック強度設計における引張特性と曲げ特性の使い方 | プラスチックス・ジャパン・ドットコム