はじめに matplotlibを用いてベクトル場の可視化を行う。例として高校の物理学で学ぶ静電場および静磁場をプロットする。 どのプログラムも,流れとしては 1. numpyのmeshgridメソッドで描画のためのx,yメッシュを作り, 2. 生成された(x,y)点上でベクトル関数$F(u(x,y),v(x,y))$を定義し 3. 様々なオプションをつけてメッシュ上に矢印(ベクトル)を描画する, というものである。 具体例を見ながら動作を確認すると分かりやすいだろう。 内容 (1) 1つの点電荷が作る静電場の可視化 (2) 2つの点電荷(電気双極子)が作る静電場 (3) 原点を通る定常電流が作る静磁場 (4) 3次元ベクトル場 (原点においた点電荷が作る静電場) (1) 1つの点電荷が作る静電場の可視化 """ (1) 原点にある1つの点電荷が作る静電場 """ import numpy