横スクロールについては何カ月か前に考察した。その一部分を公開しておく。 横書きの文書の場合、十分に小さな量の縦スクロールによって新たな一行が表示される。誰もが「体で」知っていることだろう。この十分に小さな量の縦スクロールがユーザにきちんとフィードバックされる、つまりユーザはスクロールを細かく操作している感覚を持つことができる。 一方横書き文書のマルチカラムの新しいカラムボックスがインライン方向にどんどん追加されていく場合、それを横スクロールで表示しようとすると、十分に小さな量の横スクロールは、意味のあるフィードバックをユーザに返さない。つまり、「新しい行」ではなく、「各行の新しい一文字」が表示されることになる。したがってこの場合、ユーザにとって意味のある最小量の横スクロールは、カラムボックスの幅と同じである(正確にはカラムボックス+カラムギャップ+カラムボーダー幅)。次の画像は、以前横スク