一億円っていくら何でも安くね、というお話。 よく知られているとおり、レンタルCDなどに関しては、すでにJASRACが同様のことをやっている。その両立や再配分率などは議論の余地があるところもあるのだろうけど、少なくとも仕組みはすでにある。 なぜ同様のことを書籍でやってこなかったかが私にはむしろ不思議に思えるのだけど。 404 Blog Not Found:ブックオフが著作者に支払うべき金額 そもそも貸与と譲渡をごちゃまぜにして論じている時点でどうかというのはさておき注1、ここでは本の貸与権について。 書籍の貸与に課金するとなると、図書館はどうなるんでしょう? 誰もが無料で使える図書館、というものが (少なくとも建前としては) 知識が共有物であることを保障していたわけであり。所有からアクセス権を重視するように社会が変化してきているという現状認識注2にはあまり異論はないけれども、あらゆる知に課金