asahi.com（朝日新聞社）：病気腎移植を先進医療に申請 徳洲会「保険適用に」 - サイエンス
印刷 医療法人「徳洲会」（本部・東京）は３１日、腎臓がん患者から摘出した腎臓を修復して別の患者に移植する第三者間の病気腎移植について、治療の一部に保険が適用される先進医療として認めるよう、厚生労働省に申請した。 徳洲会によると、宇和島徳洲会病院（愛媛県宇和島市）では２００９年１２月以降、万波誠医師らの執刀で、国の指針に基づく臨床研究として、親族間でない第三者間の病気腎移植を９例実施。いずれの患者でも、がんの転移は確認されていないという。 同会の能宗克行事務総長は「この移植で生活の質が大きく改善し、通常とほとんど変わりなく暮らせるようになった方がいる。一刻も早く保険適用にこぎつけたい」と話した。 関連記事若手医師、島根ぐるみで支援 定着目指し支援プログラム(8/26)
asahi.com（朝日新聞社）：脳死の少年の肝臓、２人の子へ分割移植成功 国内で初 - サイエンス
印刷 関連トピックス臓器移植 脳死の少年から提供された肝臓を、２人の子どもに分割して移植する国内初の手術が成功した。国立成育医療研究センター（東京都）で移植を受けた１０代の少女が１９日、退院を前に会見した。脳死の子どもからの臓器提供がまだ２件にとどまる中で、分割移植が確立すれば、移植を受ける機会が広がると期待される。 肝臓は９月３日に脳死と判定された１５〜１７歳の少年から提供された。肝臓は二つに分割され、一方は同研究センターの肝硬変の少女に、もう一方は京都大病院の肝硬変の１０歳未満の女児にそれぞれ移植された。京都大病院の女児も経過が順調で来週にも退院する見込みだという。 １０代の少女は会見で「ドナー（提供者）さんのおかげでここまで良くなれたので、とても感謝しています」と述べた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事子どもの臓器提供 大半は家族望まず(7/1)「移植成功うれ
asahi.com（朝日新聞社）：脳死肺移植後、４０代女性に脳障害 京大病院が調査へ - 社会
印刷 関連トピックス臓器移植 京都大病院（京都市左京区）は、脳死による臓器提供で肺の移植手術を受けた４０代女性が手術後に重い脳障害を起こして意識不明になっていることを明らかにした。同病院は１８日午後、経過を公表し、調査委員会を設置して原因究明に乗り出す方針だ。 京大病院によると、女性は肺リンパ脈管筋腫症という重い肺の病気。山梨県内で脳死判定を受けた６０代男性から肺の提供を受け、今月１０日に移植手術をした。 京大病院は、２００６年にも同じ病気で肺移植を受けた３０代女性が、手術中に低酸素脳症となり、７カ月後に死亡している。病院側は移植チームの連携不足などが原因のミスがあったことを認め、０９年まで約３年間、脳死からの肺移植を自粛していた。
脳死肺移植後の脳障害、京都大病院が経緯説明 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
京都大病院（京都市左京区）で、脳死肺移植を受けた４０歳代の女性が脳障害で意識不明になっている問題で、京大病院は１８日、記者会見を開き経緯を説明した。 手術後に酸素供給のために装着した人工心肺装置に空気が入り、安全装置が作動、４分間停止したという。同病院は、装置停止と脳障害の因果関係は不明とし、「人為的な問題があったとは認識していない」としている。外部の専門家を含む調査委員会を設けて原因を調べる。 執刀した呼吸器外科の伊達洋至教授、医療安全担当の一山智(いちやまさとし)副院長が会見した。 伊達教授らによると、今月１０日に移植手術をし、直後の肺の機能は正常だったが、徐々に血液中の酸素濃度が低下したため、人工心肺装置を装着。直後に装置に血液を導く管に空気が混入し、安全装置が働いて装置が停止した。空気を抜き終えるまでの４分間、酸素を供給できなかった。
病気腎移植：宇和島徳洲会病院で９例目 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
医療法人徳洲会（本部・東京都）は１４日、宇和島徳洲会病院（愛媛県宇和島市）で、治療のため摘出した腎臓を修復して別の患者に移植する第三者間病気腎（修復腎）移植の９例目を実施した、と発表した。生体腎移植を巡る臓器売買事件の舞台となったことで遅れていた厚生労働省への先進医療申請を、１０月上旬にも行うことも明らかにした。 同会によると、手術は男性患者（７０代）から摘出した腎臓を修復し、慢性腎不全で透析中の女性患者（５０代）へ移植。万波誠医師らが執刀した。 会見には、これまでに移植を受けた３人も同席し、病気腎移植の有用性を訴えた。同会の能宗克行事務総長は「先進医療の申請で、事件で残っている移植への悪いイメージを払拭（ふっしょく）したい」と話した。
台湾：エイズ感染男性の臓器を移植…誤って５人の患者に - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
【台北・大谷麻由美】台湾で先月末、エイズウイルス（ＨＩＶ）に感染した男性の臓器が５人の患者に誤って移植されたことが発覚し、臓器移植への信頼を揺るがす騒ぎになっている。 臓器摘出は台湾大学付属病院で行われた。肝臓、腎臓、肺は同付属病院で４人の患者に、心臓は成功大学の付属病院で１人の患者に移植された。 臓器を提供した男性の家族は、ＨＩＶ感染を知らなかったという。台湾大学付属病院の移植チームは、ＨＩＶ検査の結果で陽性反応が「ある」と伝えられたのを「なし」と聞き間違えた。移植を受けた患者や移植手術を担当した医師には現在、ＨＩＶ感染予防措置を継続的に施しているという。台湾大学は「手術前のダブルチェックを怠った」と釈明している。
脳死判定：関東の１８歳未満の男性 家族が臓器提供を承諾 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
日本臓器移植ネットワークは３日、関東甲信越地方の病院に頭部外傷で入院していた１５歳以上１８歳未満の男性が、改正臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。書面による本人の意思表示はなく、家族が臓器提供を承諾した。改正法の運用指針では、１８歳未満からの脳死臓器提供が行われる場合、虐待の有無の判断が必要だが、提供病院は虐待がなかったことを確認した。 １８歳未満の脳死は、昨年７月の改正法施行後、今年４月に判定された１０代前半の男子に続いて２例目。 移植ネットによると、男性は３日午後７時３７分、脳死と判定された。臓器提供の機会があることについて、主治医から聞かされ、両親を含む家族６人の総意で提供を決めた。家族は「本人は死んでも人の役にたつなんてすごいと話していた。意思表示をしていなかったけれど、希望したと思う」と語ったという。 提供される臓器は、心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓（すいぞう）、小腸で、移
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