2011年3月11日の東日本大震災で発生した、福島の原子力発電所事故。 事故後、4カ月経った現在も、いまだに終息の見通しが立っておらず、放射性物質が長期間にわたり大気や海、土壌に放出され続けている。未曽有の事故、未経験の現実に、改めて「食の安全性」が問われる時代になったと感じる人も少なくないと聞く。 そんな今だからこそ、高まっているのが「安全な野菜を自分で作りたい」という家庭菜園への関心だ。 しかし多くのビジネスパーソンが暮らすマンションなどの集合住宅生活では、プランターにせよなんにせよ、なかなか一歩を踏み出す気持ちになれない。今年は節電の視点からグリーンカーテンを作るためにでゴーヤなどの植物を育てている人が増えているとは聞く。ただ、まだ始めていない人にとっては「もっと気軽に挑戦できるインドア&ベランダ菜園」がないものか、安全や安心を求めながらも、楽して得したい気持ちは誰にでもあるだろう。
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