カタリシス法は、ICON Computing社のDesmond D'Souza氏と、Trireme社のAlan Cameron Wills氏が提唱している方法論です。D'Souza氏は、UMLチームの一員としてOMGでのUMLの提案に参加しており、UMLのコントリビュータとして活躍しています。カタリシス法の特徴は、コンポーネント指向とフレームワークを取り入れ、エンタープライズレベルのシステムにまで対応できる点です。また、システム実装が分散オブジェクト技術のCORBAやDCOMである場合は、設計から実装へシームレスに落とし込むことができます。もちろん、UMLベースの表記を採用しているため、UMLの知識があればカタリシス法に登場するダイヤグラムを問題なく理解することができます。 一般的にコンポーネントという言葉から連想されるのは、マイクロソフトのDCOM(Distributed Comporn