_ ダーシーはうまくやったのさ シュトゥットガルトバレエ団のオネーギンを観てきた。 スペードの女王は読んだことがあるが、オネーギンは名前しか知らないわけで、どんな話かも知らずに行ったことになる。オペラのほうも聴いたことも観たこともないから、音楽も初めてだ。 さて。 まず幕が開くと、EOと大きく真ん中に書かれた紋章つきの薄い幕があって、はてEOとはなんだろう? というところから始まった。 つづり忘れたがカンティレテオネールイルネプリュデゾネールみたいな言葉が回りに書かれているもので、ますますはてなとなって、名誉を求めたときには名誉は無いというような意味なのかなぁとか考えたりしたりして、結局1幕の終わりに再び出てきたときに、ああ、エウゲニ・オネーギンかとやっとわかったという具合だ。 エヴゲーニイ・オネーギン (講談社文芸文庫)(プーシキン) で、これは素晴らしいバレエだった。ただし、音楽はそれ