IBMが4月11日から米ラスベガスで開催したイベント「IBM Impact 2011」は、仮想化やクラウドといった最近流行のキーワードが踊るイベントとは異なり、「いかに企業のアジリティをITで実現するか」をテーマとしたエグゼクティブ向けのイベントでした。 アジリティを実現するキーワードとなったのがService Oriented Architecture(SOA、サービス指向アーキテクチャ)です。既存のシステムをSOA基盤によってサービス化し、柔軟なビジネスプロセスを実現することでソフトウェア資産を活かしつつアジリティへの変革を実現する、というのが同社のメッセージ。 2日目の基調講演の内容を、公開されているビデオを基にダイジェストで紹介します。 SOAをインフラとし、ビジネスアジリティを実現する ソフトウェア&システムズ担当上級副社長 スティーブ・ミルズ氏。 (昨日の基調講演では、企業の変