いまフランスで流行っているコトバに「Quincados(カンカド)」というものがあります。社会学者のSerge Guérin(セルジュ・ゲラン)が3年ほど前から使い始めた「50代」を意味するquinquagenaire(カンカジェナール)と「思春期」を意味するadolescence(アドレッサン)の造語です。 これは、外見も内面もまるで30代、時にティーン・エイジャーのように振る舞う50代の男女のこと。コトバだけでなく、どうも最近、この連中が急速に勢力を拡大させてきているようなのです。 奔放なベビーブーマー世代が暴れ出した? ヴィンテージものやダメージもののジーンズ、コンバースのスニーカーとTシャツ。子ども世代に受けている映画を見る、身体を若者のように鍛える、週に1回は明け方までフェット(パーティ)して、マウンテンバイクが大好き。若者世代と友人となり、話すことと言えば“若造り”。そんな感じ
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