「タクシーで東京の景色を一変させる」。日本のタクシーが2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて大きく変わりそうだ。 10月23日、トヨタ自動車の豊田章男社長、全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋一朗会長(日本交通会長)、石井啓一国土交通相などが一同に集まり、“次世代タクシー”の出発式を実施。関係者はこぞって決意を述べた。 次世代タクシーは、古典的な「クラウンセダン」や「クラウン・コンフォート」のセダン型から、スライドドアのあるミニバン風にスタイルを一新。世界的に有名な米ニューヨークの「イエローキャブ」、英ロンドンの「ブラックキャブ」に並んで、TOKYOの顔にしたい考えだ。 豊田社長は「3年後のオリンピックで来日したお客さんに対して、日本のタクシーってすごいなと思ってもらいたい」と話し、川鍋会長も「世界最高の乗務員が乗る世界最先端の最高のタクシー専用車両ができた。日本のタクシーはや