『サはサイエンスのサ』鹿野司/2010年 早川書房)<br />本書は『SFマガジン』誌上にて好評連載中の同名記事からより抜きし、加筆修正を加えた科学エッセイ集。クローン技術に対する誤解や、科学と宗教の共通点について、エコロジーの真実、果ては人間の心のありように至るまで、科学という枠を越えてテーマは多岐に渡る。たしかな科学的知識と、著者特ならではの独自すぎる視点は、これまでの思い込みを気持ちよくくつがえしてくれるはず。表紙イラスト、および本文カットは著者の盟友とり・みき。 part1、part2、part3はコチラ。 メディアだけの問題じゃない ──そのあと、他のところでも放射能がたくさん含まれている稲わらを与えていた、っていうのが出てきました。 鹿野 あれは本来なら、農水省が事前にわかってなきゃいけなかったよね。もっと厳格に稲わらを食わせるなって言うべきだった。他にも役所が後手に回ってい
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