7月初旬、鹿島のクラブハウスを訪れると、練習のピッチには内田の姿があった。パスゲームもこなし、正確なロングボールを何本も味方に通す。右ひざの状態は見るからに良くなっており、そう遠くないうちに復帰できるだろうという期待感を持てた。 その後、シャルケで復帰に向けて調整を続ける内田が10月4日にはMRI検査で「良い結果」を得た。カムバックに向けてひとつ階段を上ったわけだが、そこに至るまでの苦労などを本人の声で振り返りたい。以下のインタビューは、7月にシャルケへ渡る前に記録したものだ。<パート1、2、3>に続き、最終章の<パート4>をお届けしよう。 【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート1>。「その時は正直、治る気がしなかった」 ―――――――――――◆―――――――――◆―――――――――――― ──日本代表はどうすれば強くなりますか? 「答は持っていますが、ここでは言えません(笑)」 ─
![【内田篤人の告白】希望と絶望の狭間で<パート4>。「復帰できないと思っている人たちには…」 | サッカーダイジェストWeb](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/553155a46df8a78aa32909423afbaaccb8efee44/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.soccerdigestweb.com%2Ffiles%2Ftopics%2F19739_ext_04_0_L.jpg)