最近、十分なセキュリティ対策を施しているにもかかわらず、それが破られて不正アクセスされてしまった事件がいくつか起こっている。と、このセリフは1年後にこの記事を読んでも有効かもしれないと思うぐらい、こういった事件は日常茶飯事になっている感がある。 セキュリティ対策においては、“十分だ”という線を引くのは非常に難しい。リスクの洗い出しや、それらのリスクに対応できるようにすることは大変な仕事になる。 外部から弱点を発見するペネトレーションテスト セキュリティ対策にもさまざまなものがあるが、その中の1つにペネトレーションテスト(penetration test)という方法がある。これは、既知の攻撃方法や侵入方法などをシステムに対して実際に行うことで、セキュリティ上の弱点を発見するテスト方法である。 この手法を用いれば、システムへの侵入や攻撃に利用されてしまいそうなセキュリティホールや設定の不備など
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