春の東京5連続GI開催を締めくくるにふさわしいゴール前の熱戦。勝ったルメール&モズアスコットは鮮やかなまでの差し切り勝ちで、新マイル王の座を射止めた。 「今日に限って言えば、何より矢作先生のトレーナーとしての仕事が見事でした。1週間前にレースを使ってGIを勝つなんてめったにないこと。矢作先生のスペシャリストとしての成果がここで証明されましたね」 そう、ルメールが相棒の頑張りと自分の騎乗を差し置いてでも強調したのが、矢作調教師が下した連闘(2週連続でレースを使うこと)の決断と、わずか中6日のレース間隔で馬をここまで仕上げたその手腕だった。かつては、伝説にまでなっているオグリキャップのマイルチャンピオンシップ→ジャパンカップのGI連闘(1989年)もあったが、現代の競馬においては、連闘でGIに挑戦すること自体がまずないこと。かつGIを勝つとなると、1989年安田記念を勝ったバンブーメモリー、1
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