国土交通省岩手河川国道事務所が整備を進めていた盛岡市西部の環状軸、国道４６号盛岡西バイパス（延長７・８キロ）は未整備区間１・２キロが完成し、事業着手から２９年を経て２１日に全線開通した。東北自動車道盛岡インターチェンジ（ＩＣ）と盛岡南ＩＣが直結され、高速道から盛南開発エリア、中心市街地へのアクセスが格段に向上。新たな交通軸の形成により、都市部の渋滞緩和や物流の効率化が図られる。 西バイパスは国道４号、４６号とともに市西部の環状軸を形成する。盛岡南ＩＣとＪＲ盛岡駅の最短ルートとなり、所要時間は約９分。国道１０６号、４号を経由するルートと比べ約２０分の短縮となる。国道４号との交通分散も一層進み、渋滞緩和の効果も大きい。 西バイパスは、市街地の渋滞緩和や高速道とのアクセス向上を目的に１９８４年事業着手。２０１０年までに同市上厨川字前潟から盛南開発エリアの飯岡新田まで６・６キロが開通した。永井まで

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