観光客の宿泊費半額 岩手県も補助へ 岩手県は24日、国の補正予算に連動した地域経済対策約84億3900万円を盛り込んだ2014年度一般会計補正予算案を発表した。県内を訪れる観光客の宿泊費などを半額補助する誘客策に約10億円を計上した。開会中の県議会2月定例会に追加提案する。 宿泊費の補助は、国の交付金を財源に「いわてに泊まろう誘客促進事業」として10億8900万円を充てる。旅行券の発行、旅行代理店を通じ割引価格で宿泊予約を可能にすることなどを想定。補助対象や仕組みは今後詰める。 県産品の販売促進のため、県のアンテナショップなどで2~3割引きで物産を購入できるよう助成制度を新設し、6億5300万円を充てる。 ほかに、大都市圏で働く人のUターン促進へ県内企業が3カ月程度試用で採用する場合の人件費などの支援に8400万円を確保。観光地への無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」整備に