MVPのつもりで進めていたが、どこかから「どのくらいの顧客が見込めるのか」「これで収益はどのくらいになるのか」という声が聞こえてきて、そして、その言葉に押し流されていく。最初は小さな声でしかなかったものが、やがて「約束」として求められ、「前提」へと格上げされている。おそらく、MVPアプローチや事業開発に臨んできた者なら必ずといっていいほど経験しているはずだ。 MVPアプローチで待ち構える、このトラップはチームがどれほどプロダクトづくりに真摯に向き合ったとしても発生する。チームがいかほどの正論、セオリーに則っていたとしても、突如として「これはハマっている」と気づくことになる。プロダクトづくりとしての範疇をやや外れたところにトラップが生まれる要因があるからだ。 ハマっていると気付いたときはたいていの場合手遅れで、立ち戻りが効かなくないっている。この現象のことを「デッドエンド・ジャーニー」とでも

