「僕が“いい本”を作るときにやってきたことは、本以外のさまざまなものに応用できると思います」──。『ドラゴン桜』や『宇宙兄弟』の編集をつとめた佐渡島庸平さん。出版という枠組みを取っ払い、あらゆる「企画の場」で役立つ編集力を教えてくれた。 ※本記事は、自分の企画で世の中を動かしたいプロの編集者を育成する『コルクラボ編集専科』(全6回)の講義内容をキャリアハックで再編集したものです。『コルクラボ編集専科』とは、コルク 佐渡島庸平さんが主宰する編集スクール。佐渡島さんだけでなく、出版業界・WEB業界の一流編集者たちが講師をつとめます。 編集者とは、企画の枠を作る人。コルク佐渡島庸平と考える、これからの編集 「編集者=本を作る一連の作業をする人ではなくなってきています」。 こう語るのは、『ドラゴン桜』、『働きマン』、『宇宙兄弟』、『モダンタイムス』、『16歳の教科書』など、数多くのヒット作を生み出