_ プロトコルの脱共有化と内部ブラックボックス化 「科学技術大国」中国の真実を読了。 「科学技術大国」中国の真実 (講談社現代新書)(伊佐 進一) 東大を出て科学技術庁、在中国日本大使館、文科省と歩いてきた官僚の人による中国の現状分析(新書だから感想ってところ)とそれに対する日本はどうすべきかの提言という感じの本。なかなかおもしろかった。 大ざっぱには、次のような主張。 中国には11億人いる。この数をなめてはならない。どういう意味か? 行列がきたないとかだらしがないとか無計画とか、ようするに中国のネガティブな面を見ればそれはおそろしくネガティブだ。というか、11億人いるということは日本人の1億でさえばらけているのがそれ以上ってことだ。仮に20:80でだめな人がいるとする。するとだめな人が8億以上。日本人の8倍だ。 というわけで、平均をみても意味ないし、ましてやだめなところを見るのはばかげて