原発事故の影響は、食品をはじめ私たちの生活に不安の影を落としています。 前回に続いて寄せられたご質問、厳しいご意見に藤原記者がお答えします。 質問: 文科省などが示した子どもの安全の目安は、影響の大きい子供に対して、なぜ大人も含むICRP基準1~20の上限値を採ったのか? 1時間3.8マイクロSv×8時間×365日では11.8ミリ Sv/年だが、屋内はゼロではない。 藤原記者: どうして上限値を取ったのかについては政府は説明していません。この点は心配する住民等に対し十分に説明する義務があると思います。 屋内にいる分に関しては、木造建造物内16時間過ごすと見積もって、3点8×0点4で計算しています。 (0点4は木造建造物内の低減係数です)これで計算するとぎりぎりですが、20mSv未満となります。 -----------------------------------------------