会社員が手取りを増やすには、残業ではなく投資を活用するのがよい。投資には税金や社会保険料の面でメリットがある。特に、NISAやiDeCoを使えば投資収益が社会保険料に影響しない。企業型確定拠出年金(企業型DC)も効果的で、企業が拠出する掛金は社会保険料の対象外となる。マッチング拠出の場合、その掛金は所得控除の対象になるため税金の軽減にもつながる。ただし、企業型DCの運用商品は限られているため注意が必要。会社を辞めると企業型DCの加入資格を失うため、転職先での移管手続きが必要となる。会社員が手取りを増やすには、これらの制度を賢く活用することが重要。 どうすれば給与が増えるのか。元国税専門官の小林義崇さんは「会社員が手取りを増やすなら、残業で稼ぐよりも、投資や制度を賢く使うほうが確実に増える」という――。(第5回)※本稿は、小林義崇『相続税調査でわかった 富裕層が大事にしている「お金の基本」』

