伝説の覆面バンド、ザ・タイマーズが2日、一夜限りの復活を果たした。都内のSHIBUYA-AXで、ロックアーティスト三宅伸治(53)が、09年5月に亡くなった忌野清志郎さん(享年58)の誕生日に当たるこの日、特別ライブ「感謝の日」を開催した。 第2部の冒頭に登場してきたのは、88年から90年代にかけて、反原発ソングなど数々の反体制の曲と過激なパフォーマンスを引っさげて、ゲリラ的な活動をしていたザ・タイマーズの面々。05年の清志郎さんデビュー35周年ライブにゲスト出演した以来、実に9年ぶりの“出没”だ。 清志郎さんの分身と言われたボーカルのゼリーは不在だったが、三宅が扮(ふん)するギタリストのトッピと、ベースのボビーが、新メンバー4人を引き連れて現れた。全員、ヘルメットとサングラス、さらには鼻から下を手ぬぐいで覆っているために、正体が分かりづらいが、歌い出すとすぐに判明した。まずは「反排卵日」
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