米国の消費者は今年の母の日のために、ここ十数年で最高額となる予算を確保していることが分かった。プレゼントの購入に充てられる金額は、総額およそ236億ドル(約2兆6800億円)に達する見通しだ。 全米小売業協会(NRF)は毎年、母の日のプレゼントの予算を調査している。7406人を対象に行った今回は、調査を開始した14年前以来、最多となる186.39ドル(約2万1000円)が平均予算との結果が示された。昨年の予算は、平均172.22ドルだった。 今年の母の日に贈るものとしては、スパでの施術やレストランでの食事などが挙げられており、ギフトとしての「体験」の人気が高まっていることが分かる。 NRFの委託を受け、プロスパー・インサイツ(Prosper Insights)が実施した調査によれば、回答者の56%は「レストランでの夕食」を贈る予定であり、予算は総額42億ドルに上る見通し。また、「花を贈る」