日本代表入りが確実視されているMF中村とDF中沢は、ワールドカップ(W杯)メンバー発表前の最後の試合を白星で締めくくった。 代表でも司令塔の役割が期待される中村は先制点につながるパスを決め、「相手も前に出てきていたし、スペースもあった」と冷静に分析。「アウェーでレッズ相手に勝ち点3は大きい」と振り返った。 前後半には1本ずつ、約30メートルの惜しいロングシュートも放ったが、「もっとフェイクとかを入れないと。W杯では、(フェイクを)入れても(相手は)ついてくる」。調子が上がってきたのでは、との報道陣の質問には「まあね」と話した。 一方、守備の要である中沢は、2失点に浮かない表情。「点は取れたけど、リスクマネジメントができていなかった。DFとしては、そこをしっかりしないと」と話し、「優勝するには、手堅く、しぶとくというのも大事」と表情を引き締めた。 それでも、10日に迫った代表発表につ