小澤一郎ブログ サッカージャーナリスト・小澤一郎(Ichiro Ozawa)のブログ。旧名『バレンシアサッカーライフ』 【バレンシアの右サイドバック、ミゲル】 9日に行われた、アトレティコ・マドリーとバレンシアの試合でバレンシアの右サイドバックミゲルに対してスタンドから人種差別発言があったことがわかった。 皆さんもそろそろ気付くべきです、スペインという国の閉鎖性、自国内で自浄作用のない部分を。 別にサッカーのスタンドだから、熱狂的なアトレティコサポーターだから起こった事件ではなく、ここ数年常に起こっていること。エトー、シソッコに起こった事件を思い出すだけでも悲しさが込み上げてくる… そして、この国では残念ながらそういった“差別的発言”が普通の街の普通の通りで起こっていること。 少なくともサッカー界からの根絶を目指し、ドイツW杯では大々的なキャンペーンが行われていたが、その甲斐もなく既に第2
先週末シルクイート・デ・カタルーニャの観客がハミルトンに対して行った侮辱は、最近のスペインのスポーツ界を損なっている同様の事件を思い出させた。 約3年前、サッカースペイン代表監督ルイス・アラゴネスは、フランスの選手ティエリ・アンリに関する抽象的コメントで見出しを飾ったが、同監督は人種差別主義者ではないと主張している。 その後、イングランドとの国際親善試合で相手チームの黒人選手に対する大規模な人種的虐待が行われ、他の試合でも「サル」呼ばわりや人種的侮辱が頻繁に発生した。 2シーズン前、この嫌がらせにうんざりしていたバルセロナのストライカー、サミュエル・エトーはレアル・サラゴサとの試合でファンに人種的差別を受け、ピッチから去ると警告した。 最初の事件が起こったときの競技運営組織の内部反応は「臭いものに蓋をする」だった。 しかしマドリッドが2012年のオリンピック誘致失敗を受けた否定的な海外のマ
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