「中国は北朝鮮を領土に組み込む。となれば、韓国も中国の強い影響を受ける。朝鮮半島全体が中国の勢力圏に入る」――。日本人に対し、こう断言してみせる韓国人が最近、急に増えた。 「北朝鮮は早期崩壊」 理屈を聞くと、彼らは以下のように説明する。 「金正日政権の崩壊は近い。その際、中国は軍を送り、朝鮮半島の北半部を我がものとするだろう。中国に直接に接することになる韓国は軍事的圧迫感から『中国の言うこと』を聞かざるを得なくなる。結局、中国の支配力は半島全体に及ぶ」。 確かに「北朝鮮の早期崩壊説」があちこちで語られている。昨年5月に金総書記が心臓病の手術を受けたことが西側の確かな筋でも確認されている。この後「軍や労働党など執権層がそれぞれに次のトップを担いで争い始めた」と見る専門家が増えた。 食糧難にも拍車がかかる。昨年の収穫量は相当に落ち込んだ模様だし、国際的な食料価格高騰で輸入量も減らさ
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