2009年3月13日のブックマーク (2件)

  • 白水社 :連載・エッセイ 特別寄稿 豊﨑由美「全国3000人の海外文学ファンを代表して トヨザキ社長が提案!“ガイブン仲間"を増やすには?」

    豊﨑由美「全国3000人の海外文学ファンを代表して トヨザキ社長が提案!“ガイブン仲間"を増やすには?」 ―2009.03.13 初めて、絵以外のを読んだのは五歳くらいの頃。九つ年の離れた姉が持っていたグリム童話全集だったんですの。版元がどこかはわからないのですが、幾度も読み返したためにすり切れてしまった黄土色の布カバーは、今でもはっきりと思い出すことができます。とりわけ好きだったのが、「こわがることを習いに出かけた男の話」という一篇。 これは、賢い兄と比べると愚鈍な弟が、ぞっとすることを習いに旅に出るお話です。賢兄愚弟の物語は世界に無数にあるのですが、"きれいは汚い、汚いはきれい"という価値の反転がよく起こるグリム童話における愚弟の人生逆転劇は、姉と比べて出来がよくなかったわたしにとって痛快でした。 一般的な常識のもとでは役立たずだった青年が、ぞっとする感覚がわからないというバカバ

    iteki
    iteki 2009/03/13
  • 『夕子(星光子)です ちょっとお邪魔します』

    Aではとても深い傷を負いました。 ある意味、その後の私の生き方を変えたと 言っても過言ではありません。 毎晩 毎晩 まいばん泣いていました。 朝、腫れた目を冷やす蒸しタオルから一日が始まる。 ほんとに辛かった。 だから、泣きはらした後の腫れぼったい顔の映像を見る のは今だに怖いのです。よく写る訳がありません。 いろいろ思い出すのも怖い。 それでも私は夕子さんを最後までやるつもりでいました。 あたりまえです、新人ですもの。 だからこそ、現場ではどんな事があっても絶対弱音は吐かなかった。 現場で涙を見せた事は一度もありません。 ほんとにいろんな事が沢山ありました。 勿論、まさか降ろされるなんて想像もしていませんでした。 しかもあれ程までに乱暴な形で。 視聴率の取れない番組がもがき苦しみ暴走してしまった結果 と言う事なのででしょうか。 みんなが必死になればなるほど、空回りしてしまったと 言う事な

    『夕子(星光子)です ちょっとお邪魔します』
    iteki
    iteki 2009/03/13
    「30年前も今も、私の降板の理由を説明して頂いていないのです」