発売5カ月で8万部を突破した「バカでも年収1000万円」(ダイヤモンド社)の著者、アライブ取締役の伊藤喜之氏は、自らを“バカリーマン日本代表”と呼ぶ。偏差値30、学歴やスキルがなくても、年収1000万円を実現させた伊藤氏の、おバカでも年収1000万円どころか3000万円も夢ではないという「バカ6大奥義」、そして奥義が生まれたユニークな過程を紹介する。 勉強はまったくしなかった学生時代 ――中学時代から典型的な体育会系だったそうですね。 中学の部活でソフト(軟式)テニス部に入った動機は、見渡す限り女子ばかりだったからです(笑)。『スラムダンク』の影響で、あまりに入部希望者が多かったバスケ部を早々に諦め、即、ソフトテニス部に入部しました。 でもテニスが合っていたのか、練習に没頭しました。日が暮れても練習、休日も自主練、朝練も勝手にやっていたら、学校からめちゃくちゃ怒られて、僕のせいで部活時間の